我が家は現在長女8歳(小2)、次女4歳(年中)、長男1歳がいますが、長期休み(春休み、夏休み、冬休み)のタイミングで歯医者の定期検診に通っています( `ー´)ノ
子供の歯って生後半年くらいから生え始めて、成長に従ってどんどんと生えてきますが、そのときの生えている歯の様子によってケアの仕方も変わってきます。
現在1歳長男は上下4本ずつ、4歳半次女は乳歯が生えそろい、8歳になる長女は生え変わり時期と、お口事情はバラバラ。
このタイミングで磨き方を復習しました!!
虫歯にしないためには、毎日のケアが必須ですね。年齢別にケアの仕方を紹介します。
目次
0~1歳:生え始め時期
授乳後に、口の周りをガーゼで拭いてあげるところからが歯のケアの始まりです。
生後6か月を迎えるころには、まず下の前歯2本から歯が生え始めます。
こんなふうに歯が生え始めたら、ガーゼで口を拭くついでに指にガーゼを巻き付けて、歯も一緒に拭いてあげましょう。
子供が歯磨きを嫌がることには、口の中に物を入れられる感覚に慣れていない、ということにも一つの原因があります。
生まれた頃から、こんな風にガーゼで歯を拭かれる感覚に慣れて「物を食べたら歯を磨く」習慣をつけていく効果があります。
歯ブラシに慣れると言えば、私は出産祝いに友達からこんな歯のケアグッズをいただきました。
これは、今後の歯ブラシへの導入として優れていることと、歯がためにもなること、丸い持ち手と、短い歯ブラシ部分が喉をついてしまう心配もなく、とても良かったので、おススメです。
お手頃なお値段も、気軽にプレゼントできて相手に負担をかけないところも嬉しいですね♪
もっと歯ブラシに興味が湧いているようだと、このセットがおススメ。
我が家の3人とも、ピジョンのこの歯ブラシセットにお世話になりました。
ブラシの下にガードがついていて、安全面も確保されていること、2人目以降は上の子と同じように歯ブラシをしたがりますので、こんなセットがピッタリです。
1~2歳:乳歯が顔を出し始める時期
1歳半を過ぎたら、本格的な仕上げ磨き開始時期です。
↑こちらの商品は、まだ奥歯が生えておらず、前歯や歯のスキマを磨くのに適した形状になっています。
というのも、この時期に一番虫歯になりやすいのは、上の前歯の歯の付け根と歯の間だからです。
奥歯が生え始めたら、↓この形状の仕上げブラシがおススメです。
奥歯を磨くコツは、歯ブラシでやさしくクルクルと回すように磨くと良いです。
奥歯が生え始めたら、キシリトールのタブレットも虫歯予防には有効です。
虫歯菌退治に効果あり!!
キシリトールは、フィンランドでは虫歯予防によく使われている天然素材の甘味料。
砂糖と違い、虫歯の原因となる酸を作らず、虫歯菌が作るネバネバのプラーク(歯垢)をサラサラにして、歯ブラシで落としやすくしてくれます。
そのため、虫歯菌が増殖できずに減るという効果があります!!
キシリトールを取ることで唾液の分泌を促し、結果的に歯質強化効果も期待できます。
ガムやタブレットで取ることが効果的ですが、その際は含有量が50%以上のものを選ぶことがおススメです。
こちらの商品はキシリトール100%なので、おやつのシメやすぐに歯磨きができない外出先でパクっと美味しく虫歯予防ができるのも嬉しいですよ。
甘味料なので、お菓子と変わらない美味しさも子供の味覚にはピッタリ♪
我が家のおやつを持参した外出時の必須アイテムです。
仕上げ磨きは汚れが取れやすい、毎食後に行うのが理想ですが忙しいのであれば、昼食後と、夜寝る前の2回歯磨きをするように心がけると良いでしょう。
2~3歳:乳歯が生えそろう時期
この頃になると、乳歯が生えそろってきます。
3食毎回は無理でも、朝晩の仕上げ磨きを定着させていきましょう。
イヤイヤ期でもありますので、押さえつけ磨きにはなると思いますが、あまりに痛がるようだと、歯ブラシの毛が固すぎたり、磨く力が強すぎるなどに原因があるかもしれません。
このころに虫歯になりやすいのは、生え始めた奥歯の溝。ここを仕上げ磨きの時には重点的に磨いてあげてください。
3歳くらいになったら歯医者さんでの定期検診デビューもしてみましょう。
我が家の次女Moonはかなりの慎重派で、なかなか歯医者さんに行くのを渋っていたのですが、3歳半の時、長女Sunが検診を受けている姿を見て、なんとか「やる」という気になってくれました。
でも、一人では検診台に座れず、私が抱っこして私のお腹の上で検診をうけるという斬新なラッコのようなスタイルになってしまいました💦
4歳になった今回の検診は、前日に「抱っこじゃないとイヤー!」って30分ぐらい大泣きしていたMoon。
でも、先に私が診察受けている姿をジーッと観察して、いざ自分の番になったら
というので、一人で診察を受けることに。20分後
と待合室に誇らしげに戻ってきました。
さて、仕上げ用ブラシのおススメですが、私が娘たちに愛用しているのはコチラ。
ヘッドの部分の毛が生えている土台の部分が普通の歯ブラシに比べて薄いんです。
なので、子どもの小さい口の中を磨くのにはコンパクトで便利です。
あとは、フロス(糸ようじ)も使っています。
3歳にもなると自我が芽生えてくるのでなんでも「自分で!」という時期。まずは自分で歯ブラシをしてから、仕上げ磨きをする、という流れが良いと思います。
4~5歳になると、言葉の理解が進んでくるので歯磨きは随分楽になってきます。自分で磨けるようになって、仕上げ磨きをする習慣がついたうえで、6歳臼歯(永久歯)が生えてくるのが理想的です。
5~6歳:6歳臼歯が生える時期
6歳臼歯は、1年から1年半かけてゆっくり出てくる歯で、一番奥の磨きにくい場所にあります。
生えてきたことに気づきにくい上に、非常に虫歯になりやす歯でもあります。
長女Sunは5歳早々にこの6歳臼歯が生えてきました。歯の形状が溝が深いタイプだったので、歯科医からシーラントという溝を埋める処置を勧められて行いました。
6歳臼歯の他に虫歯になりやすいのは、奥歯の歯の間です。フロス(糸ようじ)も自分で使えるように、練習を始めましょう。
6歳以上:永久歯に生え変わる時期
歯が生え変わる時期は虫歯にもなりやすい時期です。
生え変わりで、抜けた歯と生えている歯との段差ができたりして、磨きづらくなったりするからです。
長女Sunが初めて虫歯になってしまったのも小学校1年生の生え変わり時期でした。
10歳くらいまでは仕上げ磨きが必要となりますので、引き続き頑張りましょう!(^^)!
仕上げ磨きの仕方
歯ブラシは鉛筆持ちで、強さはキッチンスケールで150~200グラム程度の強さが理想。
そして、歯ブラシでゴシゴシと歯をこするのではなく、コチョコチョと歯ブラシを微振動する程度に動かすのがコツ!
歯ブラシを持っていない方の手の人差指で、子どもの唇を押さえたり、頬を広げたりして、磨き残しのないようにしましょう。
歯を磨く順番
歯磨きの順番は、年齢によって違ってきます。基本的には、生えたての歯を重点的に。
2歳前後:前歯と奥歯
3歳ごろ~:奥歯のかみ合わせを意識して磨いて下さい。
忘れがちなのは、奥歯の頬側と舌側。頬側は少し口を閉じ気味にした方が磨きやすくなります。
基本的な磨く順番はこちらです。
- 奥歯のかみ合わせ面
- 上の歯の表面
- 下の歯の表側
- 上の歯の裏側
- 下の歯の裏側
虫歯になりやすいポイントは、まず「歯と歯の間」歯ブラシの歯はなかなか届きませんので、フロス(糸ようじ)との併用が効果的です。
次に、「歯の付け根」です。歯と歯茎の境目は歯ブラシが当たりにくく磨き残しが多い部分でもあります。
そして「歯と歯のかみ合わせ」です。奥歯のかみ合わせ部分の溝は食べ物の汚れがたまりますいので、一番始めに磨くようにしてください。
まとめ
年齢別にケアのポイントをご紹介しました。
0~1歳
歯が生える前は、ガーゼなどで口の中をふき取り口に物が入る感覚に慣れるましょう。
1~2歳
乳歯が徐々に生え始める時期。1歳半ころから仕上げ磨き開始、奥歯と歯間を重点的に磨きましょう。
イヤイヤ期に入ると、仕上げ磨きを嫌がるかもしれないけれど、めげずに頑張りましょう。
2~3歳
乳歯が生えそろう時期、朝晩の仕上げ磨きを定着化を。歯医者の定期検診デビューもしてみましょう。
5~6歳
6歳臼歯(永久歯)が生え始める時期。虫歯になりやすいので、気を付けて磨きましょう。
6歳以降
永久歯に生え変わる時期。虫歯になりやすいので、まだまだ仕上げ磨きが必要です。
仕上げみがきをやみくもにやるのではなく、虫歯になりかけている歯はないか、汚れは落ちているか確認をしながらやりましょう。
定期検診の際には、磨き方もチェックしてもらえるので、定期検診も上手に利用したいですね。
子どもの歯を守っていくためにも、大変ですが頑張りましょうね~(*^▽^*)!
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