子供の寝かしつけの基本やコツは?夜泣きの時は?

 復職を控えたママ友が「一番心配なのは朝!」とだと言っていました。
子供を保育園に預けて、まずは職場にスムーズに行けるかがまず心配になりますよね。
 まず子供がグズらずにスッキリと起きてくれることが一番ですね!
早起きのために必要なのは?・・・そう、早寝ですね。

子供がなかなか寝なくて困っている~、という方に寝かしつけの基本やコツ、さらに夜泣きをした時の寝かしつけのポイントなどをご紹介します。

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寝かしつけの基本とコツ

 良質な睡眠のためには、生活習慣を整えることがまず大事になります。
ママも復職を前に緊張するように、子供も初めての入園で緊張しています。

 まずは、入園後の生活をシュミレーションした日課表を作り、子供が急激な変化に戸惑わないようにするのがポイントです。
 ここで大事になるのは、日課は流れ・手順であり、時間に縛られないようにすることです。
 子どもは時計が読めませんから、時間で動いているわけではなく、流れのリズムにのって動いているからです。
 時間はあくまでも大人のための目安に過ぎません。

日課の例

18時 帰宅、夕ご飯準備
19時 夕ご飯
20時 お風呂
20時半 読み聞かせ
21時 就寝

これをして、これをしてから寝るという一連の流れが身についていると、子供自身寝るまでの行動に見通しが立つので、スムーズに行動してくれるようになります。

 今日はお風呂が先の気分、とか時間がないから読み聞かせは飛ばして・・・という一貫性のない流れ(リズム)ですと、次にやるべき行動が分からないので、子供は落ち着きがなくなってしまいます。

 そして寝る前の30分は照明の光量を下げたり、半分だけつけるなどしてゆったりとした空間で、眠りへと気持ちを向けていきます。

 私は、お風呂に入る前にリビングダイニングの照明をダイニングだけにします。
 お風呂から上がったら、照明のついていないリビングの方で読み聞かせをします。(ダイニングの明かりがあるので、読み聞かせる分には十分な光量です)

 ワーママだと、少しでも家事を進めたい・・・!という気持ちもよく分かりますが、この時間にママがバタバタしていると子供はリラックスできません。
 残った洗い物はパパに担当してもらうなどして、家事をストップして子供にエネルギーを注いでくださいね(#^^#)

入眠の儀式を決める

 眠りに入るということは、真っ暗な部屋で目を閉じ完全に一人になり、子供にとって怖いと感じることでもあります。
 そのためにもゆったりとした空間で気持ちを緩め、入眠の儀式を習慣化し、これとこれをしたら目を閉じる、という流れを作ることが大事になります。

 入眠の儀式の例

  1. 光量を落とした部屋で読み聞かせ1冊
  2. 寝室に移動する
  3. 子守歌を歌ったり、今日一日の話をする。
    「おしまい。おやすみなさい」と終わりをはっきりさせる。

 子供はママと関われる時間が嬉しくて、絵本やお話を「もっともっと」とせがむと思いますが、「また明日読もうね。今日はおしまいです」と習慣を守る、という意識がポイントです。

寝言泣きには寝たふりで対処する

 眠りについて間もなく泣く場合は「寝言泣き」の場合があります。
赤ちゃんの場合、自分が眠りについた瞬間の状態を記憶しているため、ママが抱っこして寝付いた場合、覚醒した時に布団に一人だと、ママの抱っこを求めて泣く、ということがあります。

 理想は赤ちゃん自身に「自分一人で布団に横になって寝たんだ」と自覚してもらうこと。
 うとうとしかけたな~、という状態のうちに布団に寝かせると、寝入りばなの浅い眠りから覚めても自力で眠るようになっていきます。

 赤ちゃんも浅い眠りの時は寝言を発しますが、まだ言葉を持たないために「泣く」という表現になります。

 夜泣きした場合も、すぐに抱き上げたりせず2~3分はお腹に手を当てるなどして安心感を伝え、赤ちゃん自身が眠りに戻るのを待ってみて下さい。

夜泣きに困ってしまって・・・という場合こちらの記事が参考になるかもしれませんので、よろしかったらご覧ください。

参考記事
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寝かしつけ3大NG行動

 子供がなかなか寝ない時にこんなことをしていませんか?これをすると逆に脳が刺激されて覚醒してしまいます。

外に連れ出す

 車に乗るとすぐに寝るから、とドライブに連れ出したり、泣いているから泣き止ませようと思ってベランダであやすなど寝室の外に連れ出すことは、逆効果です。街灯など、光の刺激がいっぱいなために、かえって目を覚ましてしまいます。

テレビやスマホなどのメディアの刺激を与える

 良質な睡眠にとって、テレビやスマホ・タブレット端末からのブルーライトは大敵になります。
 寝る前30分はテレビを消し、スマホやタブレットを触りたがっても与えないことを、幼いうちから習慣化していきましょう。

泣いたらすぐに抱きかかえる

 上記でも少しお話しましたが、夜中に泣き出した時はただの寝言かもしれません。抱き上げたり、あれこれとお世話することは眠りに戻れず、目を覚ましてしまうことにもなります。
 布団に寝かせたままでしばらく様子をみる、ということも大事です。

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年齢別の睡眠の特徴と寝かしつけのコツ

発達段階によって、眠りの特徴は変化していきます。月齢別、年齢別に寝かしつけのコツをご紹介します!

0才7か月~11か月頃:こま切れ起きする時期

 赤ちゃんも7か月を過ぎると、30分~1時間おきに目を覚まし泣いてママやパパを呼ぶようになることもあります。
 人見知りや後追いも始まって、ママと離れているのが不安という時期。親にとっても根気が試されるときです。

 この時期はたとえ家事が残っていようとも、子どもと一緒に寝てしまうのがベストです。ママと離れているのが不安なのですから、すぐそばにママがいると分かれば安心して再び眠りに戻っていけます。

 ママの身体も睡眠十分で疲れが癒されるというメリットもあります。

1才~1才半頃:起きて寝室から出てくることも

 つかまり立ちから段々と歩けるようになる頃。目が覚めた時にママやパパがいないと自分で寝室を出て探しにいくこともあります。
 ベビーベッドで寝ている場合、柵を乗り越えようとして転落することもありますので、安全面のチェックは万全にしてください。

 寝室から起きてきてしまったからと言って、そのままママやパパと一緒にテレビを見たり、リビングで遊ばせたりするのはやめましょう。
 静かにリビングに連れ戻して、眠る時間であることを理解させて下さいね。

1才7か月~3才頃:体力がついて寝たがらない時期

 イヤイヤ期に入っている子もおり、なんでも「イヤ~」という時期でもあります。また、体力がついて、より好奇心旺盛になって眠りたがらない時期でもあります。
 ただ、寝てしまえば夜中に起きることも少なくなり、朝までぐっすりと眠ってくれるので、ママやパパにとっては睡眠を確保しやすくはなります。

このときこそ、冒頭の入眠までの流れが大事になります。
子供にとって、一番良い流れはどうなのかを試行錯誤してみてください。
 「まだ遊びたい!」と寝たがらない日が続くようですと、体力が余ってしまっていることも考えられます。
 保育園から帰るときに、エレベーターを使わずに階段を使うことなど、余った体力を発散させる場を作れると良いですね。

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まとめ

 子供は10時間の睡眠をしっかりと確保していさえすれば、朝は起こさずとも一人で起きられるようになります。
 寝かしつけのポイントをまとめました。

寝かしつけのポイント

 ・流れを意識した眠りまでの行動習慣

 ・入眠の儀式を行う(読み聞かせ、子守歌など)

 ・泣いてもすぐには抱っこせず様子を見る

 復職後はママも疲れがたまりがちですから、子どもと一緒に寝てしまって、朝早起きして自分の時間をもつ、という朝活スタイルに変えるのも良いですね☆
 私は、夜がめっぽう弱いのでワーママ時代から子どもと共に寝て早起きしています。この方が体調も崩しにくいですよ♪

 以上、あなたのワーママライフを全力で応援しています!



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