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60点の衝撃

遊び由来学習(Moon)
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5月半ば頃から、

新1年生のMoonにも単元の終わりにはテストが行われるようになりました。

まぁ、1年のうちは100点が当たり前の内容よねぇ~なんて思っていたら…

先週SunとMoonが揃ってカバン片付けをして、明日の準備をするというときに、

Sunが「え?!Moon算数のテスト60点だって?!」と言ったのです。

キッチンにいた私は、内心の衝撃を押さえつつ

「60点か~、お勉強するところいっぱいみつかったねぇ」と答えました。

「なんばんめ」という単元のところのテストでした。

Sunに60点?!と言われ、ブ~たれ顔をするMoon。

テストの際になんと書いたのかも、消し後からうまく判断できず、

聞くも、どんどん拗ねモードに入ってしまうのでした。

このテストの前に宿題プリントを持ち帰ってやった時も、

「~こめ」(順序数)と「~こ」(集合数)の違いを確認しながらやり、

夫と「こうして使い分けるシーンがなかったからか、難しく感じるみたい」

と話したのでした。

教科書の単元の復習ページを確認すると、

正答しているのを確認しました。

ここではスラスラっとできたのかな・・・?

私は、拗ねモードに入ってしまっているMoonに対して、

十二支のキャラクターのお手玉を出してきて、

「右から3こめをください」

「左から4こください」とやってみました。

まずは、左右の認識がハッキリと定着していません。

「みぎってどっち?」

「お箸を持つ方の手だよ」と言います。

お恥ずかしながら、私自身も反射的に右左が分からない人間です💦

夫は上下のレベルで分かるもんでしょ?って言いますが、

私は、考えないと出てきません。

だから道案内でとっさに「あ、そこ右に曲がって!」とか言ってて、

実は左折を指していたりすることも多いのです。

こういう人を「左右盲」っていうらしく、一定数いることを知り、

なぁんだ、私だけではなかった~とホッとしたりしました。

Moonが「左右盲」かどうかは分かりませんが、

「ひだり」「みぎ」と明記してありますから、

「分からない」という要素はやはり、

順序数と集合数の違いの認識があいまいなんだなぁと知ることができました。

Contents

歯の生え変わりとの関連は・・・?

私はその晩、一人考え込みました。

Moonは、現在6歳3か月。

まだ一本も歯が抜けていませんし、グラついてもいない、

完全乳歯状態なのです。

Sunの場合は年長さんの時に乳歯が抜け出し、入学式にはもう前歯も抜けてきていました。

どんぐり理論の中に、

乳脳(抽象思考ができるように準備をすすめている進化途上の子どもの脳)と

永久脳(自在に抽象思考ができる大人の脳)という考え方があります。

糸山先生が乳歯と永久歯の生え変わりのタイミングとも重なるために、

こうして名前をつけられたのです。

どんぐりPILOT講座の中でも、歯の生え変わりと思考の進化についても

ある程度関連性はあると考えている、とお話されていました。

子育ち仲間のなかでも、歯の生え変わりのタイミングは成長が著しいのか、

情緒的に不安定になる時期、と話されていたりもします。

実はこの算数のテストですが、時間割を確認すると

月曜日の5時間目に行われたものでした。

そして、この日はいつもの週明けとは、違った始まり方をしていました。

というのも、前の週に末っ子のOceanが発熱。

3日も高熱が下がらず、金曜日に受診したとき今晩熱が下がらなければ、保健所に相談して検査…という状態になりました。

私も夫も仕事を休み、姉二人も学校を早退する事態になったのです。

心配して見守りましたが、夕方から熱は下がり、土曜日には平熱に下がりホッとしました。

Oceanの熱は保育園で流行していたRSウィルス感染症だと思われます。

そして、月曜日の朝Moonも風邪気味だったので、Oceanと一緒に病院にかかってから「疲れた…帰りたい…」という状態を励ましての登校でした。

そんな日の5時間目がテストだったのです。

完全に集中力が切れていた状態だったことが伺われます。

このテストの内容も仕方ないよね、と思ったのでした。

幼児の思考は身体のコンディションや周りの環境にかなり左右されますものね。

こんなことを考え、

「学校のテストはその子の学力を測るものではないよ」と

糸山先生は散々いっておられたのに、

点数に左右されてしまう自分に凹んでしまうのでした。

朝起きてきたMoonに、

「きのうはテストのことで、ママが不安になって色々言っちゃってごめんね」

と謝ったのでした。

私の修業は続きます・・・。

0MX26

名誉挽回ではないですが、最近のMoonのどんぐりの取り組みの様子はこちらです。

0MX26
うさぎさんの おべんとうやさんが おいしいおいしい おべんとうを うっています。
おべんとう1つは にんじん4ほんと こうかんしてくれます。
きょうは みんなで こうえんへ いって このおべんとうをたべることにしました。
みんなで 5この おべんとうを かうとすると にんじんは みんなで なんぼん ひつようでしょう

いわゆる巻物族とよばれるタイプです。

お弁当1つにつき4本のにんじんが必要である、ということを

絵で描き起こせています。

お弁当は5つなので、にんじんは20本必要であると描くことができました。

このように本人がイメージしやすいモノであれば、

描き起こせることがわかります。

これが「きのう、今日、明日」と時間のような抽象的なものになると

まだ混乱しています。

文章の通りに描き起こしができる思考第1段階には

きていると思われます。

日課をととのえながら、遊びの時間(余白の時間)を取ることを心がけ、

進化を見守っていこうと思います。

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