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お金の与え方~Sunおこづかい卒業~

金銭教育
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先月小学校を卒業したSun。

卒業式から帰ってきた彼女に、夫ともにこちらを渡しました。

彼女の出産祝いから節目のお祝い、お年玉を貯めていた口座の引き渡しです。

お金を管理できるようにフォルダにして渡したのです。

お金の与え方については、

2017年に子育ち講座を受講した際には、以下のように教わりました。

Contents

D講座 集団との付き合わせ方「お金の与え方」

・現金と口座(金融)に分ける

金融

・生まれると同時に、その子の用の口座作成する。

例:出生体重で入金すると記念になる。byゆうちょ銀行CMより

・お祝いなどで頂いたお金をそこに入金しておく。親が遣ってもいいが、ゼロにしないように増えて行くようにしておく。

6才~】一緒に入金しに行く。

→自分の口座に入金されて貯まっていくことが分かっているので、やたらに手元においてガシャガシャさせておくことにならない。

13才~】通帳・印鑑・カードを渡し、好きに使っていいよと言っておく。

(残高は数十万入っているとよい)

これは子にとってすごく自信になるとともに、後述のメディアと連動していく。

現金

4才くらい~】

駄菓子屋・祭りの屋台・フリーマーケット(コミュニケーションに大きな比重が置かれている買い物場所。コンビニや自動精算のスーパーとは違う)で現金を遣う体験を行い、
「買い物の基礎体力」をつけていく。

駄菓子屋も徒歩圏内になければ車で連れて行ってもよい。

じっくりと時間をかけて、店内を見回り選んだ上で(パッと見で決めず、全部を見てから)決めるように伝え、子に何か聞かれたら店の人に聞くように促す。

駄菓子屋:50~100円、祭りの屋台・フリーマーケット:500~1000円

6才~

・定額のこづかい 学年×100円、こづかい帳と共に渡す。

・買ったものと金額を書き、毎月10日までに請求に来るように(10日を過ぎたらなし)と伝える。

(最初はもちろん書けないので、聴き取りをして書いてあげる)

9.5才~

・家庭内で「働く」ことをする。

例:家のことではなく、親の趣味のことをやったらこづかいを渡す。

昔は父親の酒・たばこのおつかいだったりができたので簡単だったが今は無理なので、積極的に作ってあげるとよい。

・まとまったお金が欲しい(辞書が欲しいから3000円が要るなど)時は、「お父さんと交渉してください」と父親に振る。

自分の現金と口座のお金と、親の財布と・・・子はこの3つをどうするかを考えて父親と交渉して決めていく。

13才~

定額800円/月になるが、足りない場合が多いので父親と交渉して月額を決めていく。

子と父親の関係に任せ、母親は関与しなくてよい。(もちろん相談されたら応えるが)

15才~】アルバイトさせる。

高校生になったら、社会で働く経験を積ませる。

バイト先は父親が見つけ、担任に「家の方針でバイトをさせる」と父親が通告(≠許可)しておく。(日本は男社会なので、母親だと聞いてもらえなかったりする)

※世界的にみると、日本のように子に現金を与える国はまれ。

アメリカの場合は徹底していて、収入に関係なく子に現金は与えずにペンキ塗りだったり何かしら自分でお金を稼ぐ。

Sunのおこづかい歴

Sunに初めてお金を与えて、駄菓子屋に行かせたのは年長さんのときでした。

月に一度の駄菓子屋さん♪

そして、小学生になってから10日ごとに100円という制度でお小遣いを始めました。

Sun(7才5ケ月)のおこづかい事情

こちらの記事に書いたように、もらって半年位はガチャガチャにはまり、

300円(1か月分のお小遣い)たまるとすぐに遣ってしまうような状況でした。

しかし、4回目の時に持っているものと同じものが出た時のことです。

「これ要らない」といったSunに、

「これはSunのお小遣いだけど、元はパパが一生懸命働いてもらったお金なんだよ。

それなのに、気に入らないから要らないとか許されないよ」と私は叱りました。

本人的にも少し飽きがきていた頃で、

ガチャガチャは好みのものが出るとは限らないんだ、と悟ったようです。

このことを境に「ガチャガチャはもうやらない。」とSunは決めたのでした。

Sunに与えるお小遣いは4年生までは10日ごとに100円、

高学年になった5年生からは10日ごとに200円でした。

お年玉のほかに、テストで100点を取ると1000円をくれたりする

親戚のおじさんが居たりして結構貯めていたのです。

遣うよりも貯めることの方が楽しくなってしまった彼女が、

6年間で彼女がお小遣いで買ったものは、

【小1】

スポンジカプセル:108円

ネイル:108円

バスボウル:280円

コーラ:83円

キャプテンリノ(カードゲーム):1910円

エリーちゃん(人形):216円

筆箱:1742円

水筒カバー:1214円

手袋:156円

【2~5年】

お小遣いで購入したものなし。

※小3くらいから料理(小6ではパン作り)が趣味になった。

家族に還元されるもののため、

材料費は家計から出ていたため、趣味でお小遣いを遣う必要がなかった。

【6年】

友達の誕生日プレゼント:2000円

友達の誕生日プレゼント:1000円

バムとケロの絵本7冊セット:12000円

…とほとんど遣わずに貯めていたのでした。

そのため、卒業時にSunの手元にあった現金は87,594円になっていました。

そして、口座にあった60万円ほどを彼女に渡したのです。

お金の管理の仕方の提案

Sunには中学生になったからスマホを持ちたいというのであれば、

ここから料金を支払うように、と話しました。

そして、この口座のお金を使い切ったらアルバイトして稼ぐように、ということも。

子育ち的には高校生からアルバイトをした方がよい、ということですが、

学業等忙しいこともあるかと思い、アルバイトは大学生からかな・・・とは思っています。

68万円を6年間で平均すると月額9000円程度になります。

中学生のお小遣いの平均は2500円くらい、

高校生のお小遣いの平均は5000円くらいなので、

スマホをもったとしても十分余裕がある金額です。

マネーフォルダの中身

私も家計を管理するために使っているセリアのバインダー。

カードと通帳を収納。

3つに分けられるリフィルに手元のお小遣いを入れ、

月額上限は9000円とし、

自分で欲しいもの、誕生日プレゼントなどお祝いのために使うお金と

分けて管理するといいよ、と提案してみました。

しかし…

あまり遣うことをしてこなかったSunにはあまりピンと来ていない様子でした(;^_^A

「アルバイトするのは嫌だから、スマホも持たない」と決めているSunですが、

今後どうなっていくのか、また見守りたいと思います。

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