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1才8か月のMoon 家事仕事(食事準備)の指示

Moonの物語
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我が家の日課のなかで、昼食後の13時~14時からがMoonとの生活場面の食事の支度時間です。

今日のMoonの物語です。

Moon,トマトスープを作るので玉ねぎの皮をむきま~す

本を見ていたMoonは、

Moon
いや~
と言います。

嫌だね、じゃあお母さんむいちゃうよ~

玉ねぎの皮をむいて、薄切りにしました。

にんにくの皮をむきます~

冷蔵庫からにんにくを取り出すと、トコトコと近づいてくるMoon。

にんにくの皮むいてくれる?

手に持って、眺めて返し、また去っていくMoon

え?やらないの?じゃあやっちゃうよ~

にんにくも皮をむいて薄切りにします。

じゃあ、炒めていくよ~

と鍋を取り出すと、エプロンがかかっているところに走っていくMoon。
そこで自分のエプロンではなく、私のもう一枚のエプロンをつけようとするMoon。
ダブダブですが、ゴムでしばるなどしてなんとかつけてあげます。

コンロの前に食事用の椅子(踏み台替わり)を移動しに登って来るMoon。

油をしいて、にんにくからね。Moonやる?

フライ返しを渡しますが、返してくるので私が炒めます。

次に、玉ねぎ入れて炒めます~

見ているMoon。

つぎにトマト入れるからね、ちょっとつぶしてくれる?

ホールトマト缶をあけて、小さな泡立て器でトマトをつぶす様に促します。

缶の中に泡立て器を入れて上下に動かし、つぶしたり味見をしたりするMoon。

トマト入れま~す

手を添えてトマト缶を鍋にあけます。

水を入れま~す

トマト缶に水を入れ、それを鍋にあけます。

マジックソルト、パッパってしてくれる?

Moonにマジックソルトの容器を手渡すと

Moon
パッパ!パッパ!
と言いながら、鍋に振り入れます。

次にコンソメを入れます~

顆粒のコンソメの袋を渡すと、勢いよくバッと入れ粉が鍋の外まで飛び散ります。

Moon
あ~(◎_◎;)!
あ~、こぼれちゃったね

そして、コンソメの袋をチュパッと舐めるMoon。

じゃあ、袋を下さい。次に卵を割ってチャカチャカするよ~

卵を取り出しMoonに渡すと、強く台に打ちつけようとするMoon。

やさしく、そっとね。

手をもって、台にコンコン打ち付け日々を入れます。

ここ(ひび)に指をいれて・・・。両手でね。で開く・・・

ぐしゃぐしゃっとなりつつも卵が割れます。

じゃあ、混ぜていくよ~

と泡立て器を手渡すと

Moon
プ、プ!プ、プ!

とせっけんを指さし、卵の白身がついた手を洗いたいジェスチャーをするMoon。

あ、手がヌルヌルするね。手を洗おう。

手を洗ってから、卵を混ぜます。

じゃあ、鍋に入れよう

鍋に流し込み、お玉でまぜるMoon。

よし、これで出来上がり!よくできたね~・・・あ、じゃなくて、お母さんとっても助かったよ~。ありがとう!

おしまい

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最後のところ・・・「指示&労い」が大事なところですが、無意識だとついつい「評価」したくなってしまうクセが出て、慌てて「労い」直した形ですね(;^_^A

先日のえんどう豆の会(子育ち講座のフォロー会)にてOBのHさんが「以前、1~2歳の子が台所仕事の最中に鍋のお湯をかぶってしまい、腕にやけどをして、跡が残るということがあった時、遠藤さんはとても悩んでいらした。
自分が、幼い子にも台所に入る様に言っているからこんなことになったのだろうか、と。
しかし、そのお母さんは自分の環境の整え方に問題があった、つまり鍋の柄がコンロから出ていてひっかかる形にしていたのがいけなくて、引っかからないように、鍋の柄は奥に回しておくべきだった、とおっしゃっていた。

遠藤さんが長らく悩みぬいて出した答えは「ケガをするリスクを負ってでも、私はこの子達を台所仕事から遠ざけることの方が、リスクが大きいと思う」とおっしゃった」とお話下さいました。

他のお家に伺っても危険回避のためにキッチンに入らないようにベビーゲートを取り付けるお家も少なくありません。

しかし、子育ちでは台所仕事も積極的に指示を出して関わらせて行きます。
キッチンには火の元を始め、刃物など危険を思わせる物が多数なので親としては気を遣うところ。

Moonもすでに料理中の鍋を触ってしまったヤケド経験者です(*_*;
ですが、一度「熱いんだ」と知ると同じ事は繰り返しません。
(不用意に手をだして触りそうになり、そこはガードしつつですが)

こうして体が覚えていくのだろうと思います。

遠藤さんがよくおっしゃいます「ご飯を運ぶとか、ちょっとした掃除をするとか家族のために何かをしてこそ『家族になる』ということ。それをさせないのは『あなたは家族じゃない』と言うのも同然だ!」と。

生きることは食べることなしには考えられませんので、その力を育むことはもちろんですが、
こうして家庭内で自分以外の誰かのために働いて、それが当たり前のことで、そうやって日常がまわっていく・・・それが肌感覚で身に付いていくからこそ、ひとりよがりな「自己肯定感」ではなく「全体のなかでの自分」を見出していくのではないかなぁ、と思ったのでした。

※なお、アイキャッチ画像はイメージ画像です(;^ω^)

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