【禅タロット】意味解説!大アルカナ6・7編

久しぶりの更新となりましたが、OSHO禅タロットの大アルカナ6と7の意味を解説してみたいと思います。

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カードを購入するまえにおためしされるのをおススメします。

OSHO禅タロット公式ページ

私のタロットを読むときのポイントですが、カード一枚一枚の意味に囚われるのではなく、出ている数字だとか小アルカナのスート(火は行動・水は感情・雲は思考・虹は物質を意味します)から、共通項をさぐり、伝えたいメッセージをストーリーのようにして受け取ると読みやすいのではと思います。

私の場合、OSHO禅タロットのカードの絵がそのストーリーを伝える助けになってくれやすいので、私は通常のタロットより出番が多かったりします。

では、6と7の解説にまいりますね☆彡

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 6【THE LOVERS】恋人たち

このカードのテーマは絵柄のとおり「愛・調和」です。

左右対称にまるで合わせ鏡の様に描かれています。

目の前にいる誰かはあなたがあなた自身の魅力だったり、ダメ!と自分自身に禁じているところを教えてくれる存在です。

現実は心を表す鏡、とも言われますね。


心は目に見えなくて、つかめないもの。それが映し出される鏡が現実ということ。

あなたは朝起きて、出かける前には鏡の前に立って自分の姿を確認しますよね。
寝癖がついていれば、自分の髪の毛に手を持って行って直します。

間違っても、鏡の中の自分に手をやって「直らないし!」と怒る人はいないでしょう。

それと同じで、目の前の現実で「あなたが悪い!」と相手を責めても始まらないんですね。

このカードのタイトルは【恋人たち】
恋愛においては、心が丸写しになったります。

自分は他の誰かと比べて何てダメなんだろう、と思っている場合
その自分にないものが悲しくて「こんなダメな私でも愛してくれる?」という相手に求める愛は苦しいですね。

本当に愛している?これでも?と相手の愛を確認する行動には際限がありません。

その要求はどんどんエスカレートし、相手を追い詰めていきます。

自分の「欠け」と感じているもの=鏡の中の寝癖は他人にはどうしようもできないのです。

そもそも人はそれぞれ違っていて、自分には「欠け」など存在しなかった。
と、自分自身で気づくしかないのです。

それは、今の自分をとことん愛することにつながります。

自分にいい所なんて・・・というそこのアナタ!物事は一方向から見ていては良さは見えません。

「落ち着きがない人」とみるのか「フットワークが軽い人」とみるのか。
「冷たい印象の人」とみるのか「冷静沈着な人」とみるのか。

自分を観察して、自分の良さを愛でる。

自分を大切にできない人に、誰かを愛する方法はわかりません。

そんなこと分からない!という場合、まずは自分の体を丁寧に扱うことから始めてみませんか。

体に入れる食べ物に気を付けること。(添加物だらけのもの、食べていませんか?)

自分で自分にかける言葉に気を付けること。(ネガティブなことばかり自分に言ってませんか?)

そして、自分での自分の体に触れていくることから始めてみましょう(´▽`*)

また、カードの中央には男性性の△(陽)が二つ、女性性の▽(陰)が二つ重なりあっています。

3は子ども数字とも言われ「喜び」「楽しさ」がキーワードになります。

あなたが「楽しい!これをしている時は時間を忘れる」というところに、あなたの魅力のタネがあります。

あなたの「喜び」を追究していった先には、だれかに「与えられる」幸せではなく、人を幸せにするあなたの愛を表現できる世界があるに違いありません。

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 7【AWARENESS】覚醒

カードの絵をご覧ください。

ヴェールのような古い自分が青い炎によって燃え始める、その向こうに目覚めたがっている本当の自分の姿が見え隠れしています。

そして数字の「7」がポイントです。

7は神秘数とも言われ、世界を見渡してみても7を一括りとしたものがたくさんあります。

七福神や七大天使、七人の侍や七つの大罪といった作品。音楽の一オクターブのド~シは7音、仏教でも初七日、四十九日など7を区切りに動きます。

数秘術は西洋発祥ですが、日本にも人間が生まれて、一から順に成長段階を経ていく、という教えがありました。

数を和語(日本固有の言葉)で数えると、「一(ひ)・二(ふ)・三(み)・四(よ)・五(い)・六(む)・七(な)・八(や)・九(こ)・十(と)」となります。

「一(ひ)」から「十(と)」の段階に達した者を「一十 (ひと)」と言い、
「一(ひ)」から「七(な)」の段階の者を「一七(ひな)」といいました。

一~七の段階で、生きていくのに必要な衣食住といった環境を自分で調える。

そこから先の「八」「九」「十」は自分がこの世に生まれることを決めた「意志」を果たすために生きる段階へ。

それが「一十(ひと)」になるということだ、と。

一~七の段階で積もり積もった、「嫌なこと」「納得いかないこと」「傷ついた経験」そういった過去の傷を引きずったままでは、その先のステージには進めない、ということ。

このカードが出た場合「自分の本当の姿を見せたくない」「自分をさらけ出すのが怖い」「心の中を見せたくない」というメンタルブロックがあるのかもしれません。

「本来の自分」を出したら、嫌われてしまうかもしれない、一人ぼっちになったらどうしよう・・・という恐れ。

しかしそれは「一十(ひと)」になるため、本来の生き方をするために必要な修行であったら・・・?

今の「恐れ」を乗り越えて、ひとたび踏み出した先にはもっと大きな世界が広がっているとしたら・・・?

それでも、あなたは古い自分のヴェールをかぶったままでいますか?

7=3+4

3は破壊と創造のパワーで無秩序でも行動していく性質、反対に4は秩序を重んじ一歩一歩着実に積み上げたい性質。

7というのは行動を促す自分と、もう少しよく考えて・・・と止める自分との葛藤。

円(360°)を1~9の数字で割ろうとすると、唯一7だけが割り切れません。

そう、考えても割り切れない、というのが7の特徴。

思考は延々ループし、果てしないもの。「恐れ」は行動なしにはどんどん大きくなるばかり。

過去がどうだったから、とかこの先どうなるの?を考えていても、現実は変わりません。

そこから一歩行動して覚醒の炎を立ち昇らせましょう、そう伝えています。

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禅タロットリーディング例

「ダイヤモンド」スプレッドでカードを展開してみました。差し当たって問題というか悩みはなかったので、カードには「今私に必要なメッセージを下さい」ということで聴いてみました。

ちなみに私のカードの展開の仕方はトランプカットでシャッフルして、上から7枚目を引くスタイル。

これにはルールというものはあまりなく、カットしたらそのまま上から順に展開していってもよし、
上から〇枚目をひく、と決めてもよし。
ただ、決めたらそのスタイルで固定した方がいい、とは教わりました。

1:現状や問題→17【SILENCE】沈黙

2:自覚していない内的影響→虹のクイーン 【FLOWERRING】開花

3:自覚している外的影響→13 【TRANFORMATION】変容

4:解決のためのキー→虹の8 【ORDINARINESS】普通であること

5:解決や理解→火のナイト 【INTENSITY】激しさ

これを全体としてみると・・・
17→1+7=8
13→1+3=4
8

と出ている数字は、4,8であることが分かります。

折しもその数日前に神社でひいていたおみくじにも「運気は安定しているが、行動範囲を広げるには難しいとき。基盤を固めるべく心がけよ。暮らしを静かにして心身ともに清らか」とありました。

4も8も能動的な数字ではありません。今の足場をキチンと固めなさい、そしてキーカードのメッセージがおみくじのアドバイスそのままですね(´▽`*)

こんな風に自分に必要なことをダイレクトに表してくれるカードは心強い相棒ですね。



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